2008-12-06

Blue is the new orange

冬のパリには青が似合う。エコに力を注ぐパリ市の試みは、今までの豆電の淡いオレンジ色をLEDに変えること。いまやエッフェル塔からサントノレ通り近くの小さなパッサージュまで全て青色で統一。去年からのこのライトアップ、少し冷たい印象だったのが今ではすっかりパリの定番。歴史ある伝統的な冬景色はウィーンなどの歴史都市に任せたぞ!といったトコ。幻想的な雪世界のようで、現代的なパリのイメージを確立しています。最初は批判的だったパリジャンたちもすっかり慣れて『エコでいいよね』なんて声も。エッフェル塔建設も初めは非難されたワケだし。。。この街は、まず批判してから徐々に受け入れて行くと言ったスタンス。保守的なようで意外と冒険心のあるパリの人々。ゆっくり、でも確実に。伝統と革新を上手く融合させて行く都市計画の秘訣かも知れません。

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